皆さんは転職エージェントを利用したことありますか?
転職する際にはとても役立つ、強い味方です。
無料だから、コチラには損はありません!!
今回は、転職エージェントについて詳しく解説しようと思います。
近年ではどの業界においても転職する方が増えてきています。
コロナによる失業や業績不振もあり、安定した企業へ転職したり
業種を変えたり、あるいはブラック企業を脱する為の転職だったりと
転職を経験する人は少なくないと思います。
今回は『転職エージェントを使う!!メリットとデメリット』をテーマに解説していきます。
実際に使ったことがない人はこれを読んで転職エージェントをうまく活用しましょう。
この記事で分かること
- 転職エージェントとは?
- 転職エージェントを使うメリットとデメリット
- 転職エージェント利用をおすすめしたい人
- 転職エージェントのうまい活用方法
転職エージェントとは?
そもそも、転職エージェントとはなんでしょうか?
簡単に言えば『人材紹介屋』といえます。
求人を募集している企業を集め、転職したいと
考えている労働者を繋げる役割をしています。
転職支援サービスを行い、求職者に対して1人キャリアアドバイザーがつき転職活動を支援します。
求職者の希望に合わせて、企業を選定したりと転職に必要な内容を準備、アドバイスしてくれます。
転職エージェントを使うメリット・デメリット
では、転職エージェントを使うことでどんなメリットがあるのでしょうか?
あるいは、どんなデメリットが出てくるのでしょうか?
まとめて解説していきます。
転職エージェントを使うメリット
メリット
- 非公開の求人を紹介してくれる
- 企業内情を把握できる
- 職務経歴書を添削してくれる
- 面談日から日程調整してくれる
- 年収の交渉をしてくれる
①非公開の求人を紹介してくれる
転職活動を始めた時に、企業が求人を募集しているかどうか
把握する為には企業のホームページで確認したり
ネットから情報を探し出すしかありません。
しかし、企業の中には情報を更新しておらず、求人を出したいが出ていないという場合もあります。
この場合にも、転職エージェントは非公開の求人情報を持っている可能性があるわけです。
自分が勤務したいと考えている企業も非公開情報だとしたら
情報を持った転職エージェントを利用することで可能性の幅が大きく広がります。
②企業内情を把握できる
転職エージェントを利用することで現職場の情報を聞かれることがあります。
この情報は次にあなたの現職場へ転職したいと考える人材にとって必要不可欠な内情です。
企業側は不利益な情報を表立って話しません
人間関係やハラスメント等、載せられない情報もあります。
実際はどのくらい残業することがあるのか?
仕事量は過密じゃないか?
有給取得率は良いのか?
企業へ直接聞けない情報を把握していることで転職時に
しっかりと吟味して企業を選択することが可能となります。
③職務経歴書を添削してくれる
転職活動には職務経歴書という書類が必要となってきます。
職務経歴書とは以前の職務内容や実績、資格を活かした働き方等
自分の強みをアピールする転職活動には重要な書類です。
書類選考がある職場では興味を持つ人材でなければ落とされてしまいます。
実績があまりないと考える人でも
職務経歴書を添削してくれる為、自分では気づけなかった実績を記載することができます。
加えて、適切な書き方ができる為、社会人としての一般教養も問題となりません。
書類書くのが苦手という方でも問題なく書くことができます。
④面談日から日程調整してくれる
転職活動中は現職場で仕事をしながらの転職活動となると思います。
しかし、先方からの電話は平日、日中の時間帯など
自分の都合で動ける状況ではない場合が多いです。
先方へ悪印象を与えるキッカケにもなります。
転職エージェントを利用すると面談日の日程調整を全て行ってくれます。
面談日に移動する車駐車スペースや企業への訪問方法など
細かい内容まで質問することで答えてくれる為
面談日も不安やちょっとしたアクシデントもなく
面談をこなすことができます。
⑤年収の交渉
転職する大きな理由の1つが年収です。
しかし、実際に面談時に年収の交渉をするのは
相手の印象を悪くしてしまうのでは?と躊躇してしまいます。
「年収の交渉をして、不採用になったらどうしよう・・・」
これが頭をよぎるわけです。
転職エージェントでは、こうした言い出しにくい内容も
交渉してくれます。
現職場が年収を理由に退社したいのに、転職先が同じ給料では
意味がありません。
過度な収入アップは厳しいですが、現職場よりも年収を上げるように
交渉してくれる為、転職エージェント利用は大きなメリットです。
転職エージェントを使うデメリット
デメリット
- 相性が悪いエージェントに会う
- エージェントによって対応速度が違う
- 応募できる求人が限られる
- 自分のペースで進められない
①相性が悪いエージェントに会う
転職エージェントを利用する際はコチラからエージェントを選ぶことができません。
どのように決めるか、その会社によって異なります。
そして、エージェントも人である以上、相性が出てきます。
仕事の質問や今後の転職先希望など、やり取りを多くする中で
相性が悪いと思う場面が出てくる可能性は十分あります。
激務の中でエージェントとのやり取りもこなすことになる為
相性が悪い人とはストレスも生じる為、デメリットといえます。
②エージェントによって対応速度が違う
エージェントも仕事として対応しています。
仕事をしている人なら分かるかもしれませんが
仕事が早い人、遅い人、と違いは必ず出てきます。
まとめて、情報を全部伝えるまで連絡がない人や
こまめに連絡を入れてくれる人、連絡自体遅い人など
様々なタイプがいます。
対応速度が速い人は動きやすいですが、遅い場合もある為
注意が必要です。
③応募できる求人が限られる
転職エージェントを利用する場合、応募できる求人は
エージェントが紹介してくれる企業のみとなります。
それ以外の企業に対しては、情報等は教えてくれるかもしれませんが
実際の転職活動までのアプローチはできません。
その為、応募したい企業に転職活動ができない場合も出てきます。
全部がうまくいくと思わず、情報収集程度と思って活用すると
気持ち的にも楽かもしれません。
④自分のペースで進められない
転職エージェントを利用すると本当に早く連絡がきます。
仕事の昼休みに登録した場合、昼休み終了間際には連絡が来る可能性もある為
自分の時間が取れる時間帯で登録することをオススメします。
そして、質問から転職活動への移行も転職エージェント主体で動き出します。
まずは情報集めからと思って始めたのに、面接までの期間が短いスパンで決められてしまう可能性もあります。
自分のペースを守りたい方は予め、
自分が考えている転職活動の流れ、期間を伝えておくといいでしょう。
何も分からない!!という方は結構な速度で予定が決まっていくので
遅れないように注意が必要です。
転職エージェント利用をおすすめしたい人
転職エージェントがどんなものか何となく伝わったでしょうか。
ここからは、転職エージェント利用をおすすめしたい人を紹介します。
自分に当てはまる部分があれば、利用価値はアリです!!
オススメしたい人
- 転職したいけど、何から始めていいか分からない
- 書類選考が不安、苦手
- 面接に自信がない
- 転職する職種、業界に不安がある
①転職したいけど、何から始めていいか分からない
今の職場は嫌だ!!早く転職したい!!
と感じている人は少なくありません。
しかし、何から始める?と動きが止まってしまう人も多いです。
何から始めていいか分からない人は転職エージェント利用は
オススメです!!
転職活動で分からない箇所や流れ、転職先の職場環境などなど
たくさんの情報を教えてくれます。
動き方が分からない人は転職エージェントを利用した方が情報も多く知り
今後、再度転職する時も流れが掴める為、利用がおすすめです。
書類選考が不安、苦手
転職先によっては書類選考からスタートする、なんてこともあります。
書類選考とか不安しかないよ、、、
文章能力ないし、苦手だよ、、、
という方はぜひ転職エージェント利用してみて下さい。
文章から、内容まで一つ一つを添削してくれますし、
自分では気づかない強みを引き出してくれます。
転職活動を多く支援して、情報を持っているからこそ
企業側が欲している強みを押し出せる可能性もあります。
面接に自信がない
面接に関する質問にも丁寧に答えてくれます。
どんな質問がくるか、どんな解答がいいのか。
面接に関する情報を多く教えてくれます。
場合によっては面接の練習も手伝ってくれます。
もし、不安があれば練習を依頼して、自信を着けていくことも良いかもしれません。
転職する職種、業界に不安がある
転職を始めようと思っていても転職する職種や業種が
どんな場所か調べてみたけど分からない。
こう感じる人もいるのではないでしょうか?
転職エージェントはその業界で転職活動をしている人を支援している為、業界情報や企業に関する情報を多く持っています。
ネット上の話ではなく、生の声が聞けるわけです。
不安がある、情報不足と感じるのであれば
転職エージェントを利用してより多くの情報を得ることが一番近道です。
転職エージェントのうまい活用方法とは
転職活動において、エージェントの利用はとても有益です。
正直、エージェントに任せきりでも問題はありません。
しかし、全てを頼って転職活動を終えていいかと聞かれると
私はそう思いません。
理由は、自分で動くことでエージェントも知らない情報が舞い込んだり
新しい考えが芽生えることがあるからです。
自分でも動くことで後悔のない転職活動ができるはずです。
任せきりではなく、自分でも転職に対して積極的な行動をとりましょう。
ここでは自分でも転職活動をしていくことを前提に
転職エージェントのうまい活用方法を解説したいと思います。
うまい活用方法
- 情報収集のツールとして使う
- 滑り止め候補として使う
うまい活用方法①:情報収集のツールとして使う
転職エージェントは企業や業界、企業内情に関しても情報を多く
持っている部分がうまみです。
転職エージェントを利用する際に就職活動まで至らずとも
情報を多く集めるツールとして利用するのもアリです。
しかし、相手は当然、転職する前提で話を進める為、動きをコチラで制御しつつ対応する必要があります。
事前に転職活動はまだ先だが、情報から得たい等、理由を伝えておきましょう。
ある程度、情報を得たところで自分で本命の企業へ面接に行くのも問題ありません。
うまい活用方法②:滑り止め候補として使う
自分の本命としている企業の求人がなかったとしても諦める必要はありません。
実は、企業側は転職エージェントへ人材紹介で人材を獲得した際に
報酬を支払っています。
エージェント経由の人材よりも直接来た人材の方がコスパとしては良いです。
企業によっては求人はあるが、エージェントにはないと伝えている企業もあります。
特に福利厚生がしっかりした大手や人気の企業は勝手に人材が集まる為、企業側が動く必要性もありません。
自分の本命はしっかり自分で動いて面接する。
しかし、本命の企業で内定がとれなかったら死活問題です。
そこで、第二希望、第三希望と滑り止め候補を転職エージェントに紹介してもらうわけです。
そうすれば、転職による失敗は減り、死活問題もクリアされます。
最後に
転職活動は転職する人にとってメリットしかありません。
確かに転職活動は大変です。
調べたり、用意したり、現職場での激務をこなしながら
緊張感ある面接を進めていく。
気持ちが休まらないと思います。
ただ、今努力することで今後、より良い職場が待っています。
年収が上がる可能性も高いですし、残業が多い職場だったなら
ライフワークバランスがとれた職場に変われる可能性もあります。
行動することが大切です。
より良い転職活動ができることを祈っています。